1990年ころ、勤務していたゼネコンの関係で配られたと思われる、
日本再発見『水の旅』だが、やっと読めた。
30年ほど、未読で手元にあったことになる。
退職の効用か?
富山和子氏は昭和8年のお生まれでウィキペディアによれば、ご存命。
森と海(漁業)は繋がっていて、日本人は古来より森を育ててきたとのこと。
森林を育てるとは、伐らないということでなく、
伐って利用して植林することだ、
ということをこの時代から述べていることは著者の先見だと思った。
一方、森と魚の繋がりについて科学的知見を述べている文はなかったと思う。
読んだから処分しようかと思ったが、中表紙のデザインがよく、
著者のサインが・・・