bmb10150’s blog

yahooから移行記事を含む雑談

無線って微妙なもの・・・宅内無線LANの苦悩

無線規格があまりに古くなったものだから、

バッファロー製品ながらローエンド=安物ルーターに買い替えた。

最初はよかったように思えたが、

2階のUbuntu自作機がどうにもつながりが悪く、

試行錯誤の結果、USBハブを使ってPC本体から子機を離したら、

快調!

今度は1階でルーターから2mも離れていない場所で

ぶつぶつ切れる。

位置が悪いかもとテレビの上に上げたが、

それでも接続が切れる。

ルーターのランプをよく見たら、消えている。

LANケーブルを触るとついたり消えたりするので

ケーブルを変えたり試行錯誤の結果、

LANポート内の端子をピンセットで起こしたら解決!

微妙だ。

 

複雑系

M・ミッチェル・ワードロップ著

複雑系

2023年7月から読み始め、2024年3月読了。

内容は面白いのだが、

読み進めることが難儀な683ページの文庫。

歴史、社会(経済)、進化でそっくり(共通)の現象が見られ、

それらを複雑系の問題として研究されていることが書かれている。

サンタフェ研究所の顛末を同時に文章にしていることが、

この文庫を厚くしていることの原因のようだ。

例えば、生物の目の進化。

ピンホールカメラのような「明るい」と「暗い」を判断するだけの機能から、

精巧な動物、人間の目に進化するまでの道のりをダーウィンの自然選択では説明がつかない。

それを解明する研究が、かなり前から始まっている。

ちなみに本書の発行は2000年。

理論の解明は途上であるが、

歴史(社会)は、冷戦や帝国の滅亡、絶滅を伴いながら、進化は止まらないというのが内容の結びだと思う。

人工知能より前の「人工生命」について、その尊厳のことが書かれていた。

人工知能の驚異が心配されているが、

実際に人工的な意識が生まれたなら、その尊厳が問われることになる。

 

支援学校を卒業

子供が18歳まで無事に育ち、

昨日、支援学校高等部普通科を卒業した。

わが子のおかげで18年の「濃い子育て」が経験できた。

思うことはたくさんある。

生まれて9か月くらいで親にまったく依存せず、

普通より手がかかることに気がついた。

以来、子供の成長を見守りながら、

発達障害自閉症について考える機会を得た。

人間らしいとはどういうことか?

健常者の社会性は過剰ではないのか?

そんなことを考えた。

2歳ころから社会福祉法人の発達支援教室に通った。

同じ問題を抱える家族と交流することは、

不安を和らげる大きな効果があったと思う。

もちろん、発達障害は様々で

まったく同じような障害の子供はいないわけだが、

意見交換したり、ほかの子供の成長の様子を見ることは、

発達障害の理解につながった。

教室で知り合ったご家族は、親戚のような存在となった。

これから、卒業した子供が福祉事業所に通い、

とにかく、幸せな人生を歩めるように手助けしたい。

障害年金のこと、

後見制度や信託の選択、

「濃い子育て」は次のステージでまだまだ続きそうだ。

人生の腕前

図書館でなんとなくよさそうな本を借りてきた。

文系有名人の一生を解説した?内容。

井伏鱒二高田渡吉田健一木山捷平田村隆一古今亭志ん生佐野洋子

だいたい、木山捷平以外、日本語変換が一発で変換するくらい有名なのだが、

私には縁遠い人ばかりだ。

あらためて日本文学の方面にきわめて疎いことを認識した次第。

だからといって今更知識を補強する気になれない。

酒をやめた私には「はずれ」な内容でした。

「空を見つめる」平野政吉コレクション

ひさしぶりに絵画鑑賞(鑑賞日は2024.2.9)。

県立美術館の企画展「空をみつめる」。

アントン・モーヴ《憩える牛》。

左側からあたる陽の光が見事に表現されてすばらしい。

実際の絵を見て感心した次第。

それから、実際の絵画は重厚な額縁(しかも2重!)に入っていて

絵に権威を与えているようだ。

権威は必要ないが、また額縁をDIYしてみる気になった。

ふつう。意外にたいへん

まもなく、退職して丸三年。

役目は「保護者」と「主夫」なのだが、

ただ、ふつうに生きてゆくには、意外にたいへんであること、

が、わかった。

退職したら、自由な時間がたらふくある、

と勘違いしていた。

まず、

・食事の用意

・そのために買い物

・掃除

・ごみ、資源化物の分別

・それに健康維持

洗濯は担当外なので全部一人なら

さらにたいへん。

ある程度、健康に配慮した食事のためには、

食材は新鮮にしたいし、

買い置きが多少あっても写真のレシートくらい、

毎日の買い物が必須。

高齢になれば、買い物はたいへんな重荷になるだろう。

親世代を見ていると後期高齢者となれば、体力低下が著しい。

後期高齢以後も工夫して

自立した生活を目指したい、が・・・

人間晩年図巻

2008年から東日本大震災までに亡くなった有名人の晩年について

エッセイ風に描いた本、関川夏央著『人間晩年図巻2008-11年3月11日』

サリンジャー忌野清志郎飯島愛、つかこうへい、佐野洋子ら。

サリンジャーを除けば、

有名人は全盛期から死に際まで仕事をしていた人が多く、

晩年が短い。

著者によれば、晩年であったかどうかは、死ねばわかるそうである。

この本は、山田風太郎著『人間臨終図巻』が元ネタらしい。

元ネタの現代版と言える。

有名人といっても

よく知らない人物もあって

俳優:池部良氏がどんな人物であったか知ることができた。

同氏主演『青い山脈』を見ていないので恥ずかしいと感じた。

(プライムビデオにあるが3時間近い!)

 

遠藤幸雄氏は、秋田感恩講の出身だそう。

秋田市民として知らないわけにいかない。

 

予想どおりだが、

派手な人生を送った人は、なかなかおとなしく晩年を迎えていない。

私は、あきらかに晩年に入っており、

長い晩年を穏やかに過ごしたいものだ。

できれば死に際も穏やかに・・・