子供が18歳まで無事に育ち、
昨日、支援学校高等部普通科を卒業した。
わが子のおかげで18年の「濃い子育て」が経験できた。
思うことはたくさんある。
生まれて9か月くらいで親にまったく依存せず、
普通より手がかかることに気がついた。
以来、子供の成長を見守りながら、
人間らしいとはどういうことか?
健常者の社会性は過剰ではないのか?
そんなことを考えた。
2歳ころから社会福祉法人の発達支援教室に通った。
同じ問題を抱える家族と交流することは、
不安を和らげる大きな効果があったと思う。
もちろん、発達障害は様々で
まったく同じような障害の子供はいないわけだが、
意見交換したり、ほかの子供の成長の様子を見ることは、
発達障害の理解につながった。
教室で知り合ったご家族は、親戚のような存在となった。
これから、卒業した子供が福祉事業所に通い、
とにかく、幸せな人生を歩めるように手助けしたい。
障害年金のこと、
後見制度や信託の選択、
「濃い子育て」は次のステージでまだまだ続きそうだ。